965*Cafe@viva-hawaii

この影響を受け海も遊泳禁止になったのですが実はそんなコンディション
の中先週木曜日、この汚染されたアラワイ運河に一人の男性が落ちて
しまった事がビッグニュースだったのです。

先週木曜日に、未処理の下水の流出で汚染された、アラワイ・ヨット・ハーバーに転落し、感染症をおこした男性が、片足を切断、また臓器不全で危篤状態になっています。
オリバー・ジョンソンさん（34）は、転落した際、かなりすり傷や切り傷を負っており、傷口から組織が壊死をおこすバクテリアに感染し、左足の切断手術を受けました。担当医師によりますと、命を救うためには、両足も切断しなければならないかもしれいと話しています。また肝臓、腎臓が機能しなくなっており、クィーンズ・メディカル・センターの集中治療室で、生命維持装置に繋がれ昏睡状態です。ジョナサンは、事故当日、近くのバーで酒を飲んでおり、何者かにハーバーに投げ込まれたと、警察に話しており、現在捜査中です。

by日刊ハワイローカルニュース

この男性が昨日死亡しました。

先週木曜日にアラワイハーバーに転落し、金曜日にクィーンジ・メディカル・センターに搬送されたオリバー・ジョンソンさん（34）は、転落した際、かなりすり傷や切り傷を負っており、傷口から組織が壊死をおこす人食いバクテリアに感染し、左足を切断。また臓器不全で危篤状態になっていましたが、家族の意志ににより生命維持装置が木曜日夜に取り除かれ死亡ました。
フロリダからかけつけた母親のフェレデリック・ボスコウさん（61）は、息子の手を握ろうにも、手は3倍近くに膨れ上がっていたため、指しか握ることが出来ませんでした。またボスコウさんは「私達は息子を死に至らせた真実を知りたいのです。原因を知りたいのです。これはただの死亡事故ではありません」と語りました。

by日刊ハワイローカルニュース

このニュースはこの週末本当にハワイを震撼させました。

あのアラワイに落とされ、人食いバクテリアに体を蝕まれ
こうして亡くなってしまうなんて、本人もどんなに無念だった事でしょう。

大雨は各地に色々な被害を出しましたが、アラワイ運河のバクテリア増殖
で人食いバクテリアが発生すると言うとんでもない事態になった訳で
被害者の家族は怒りをどこに向けていいか分からないでしょうね？

だって、もしも川が汚染されていなかったら川に落とされても命は
助かったはずでしょ？？

で・・・こんなニュースを目にしました。

3月24日、大量の下水をアラワイ運河に流し、ビーチを汚染したワイキキの下水本管は、すでに2年前に非常に危険な状態にあるとの警告を、市はコンサルタント会社から受けていたことが発覚しました。

ホノルルアドバタイザー紙が入手した情報によりますと、ホノルル市が契約を結んでいるフクナガ＆アソシエイツ社が、2004年10月に市に提出した調査報告書では、“ワイキキ・ビーチウオークの圧力式下水本管は、極度に老朽化と侵食が進んでおり、何時割れるかわからない状態で、早急に取り替えが必要”と警告していることが判明しました。市は2年も手を打たず放置していたことになり、市の75の下水本管網ポンプステーションの安全性が、あらためて懸念されています。

下水官が非常に危険な状態であるって事
を２年も前から市は報告を受けてたわけですよね？？

なんだか、ホテル・ニュージャパンのあの火災を思い出してしまいました。
火事発生後スプリンクラーが作動せずに多くの犠牲者を出してしまった
あの事件です。

自然災害を前に私達は何をする術もないわけですがこうした人災は
起こる度に「何とか出来たはずだ！」って思ってしまうんですよね？？

今回のこの事件に胸を痛めながら下水の危険性を指摘されてた市に
とても腹立たしい気持ちになりました！！
また新聞でも破裂した下水官はアラワイに流すしか方法は無かったのか？
と問いでます。

とにかく。。。人食いバクテリアがこんな身近で発症したなんて凄く
怖いです！

*このニュースの一連記事 by Honolulu Advertoser
（上の画像もこちらホノルルアドバタイザーよりお借りしました）

http://the.honoluluadvertiser.com/article/2006/Apr/08/ln/FP604080336.html